Friday, August 25, 2006

A book

先日、友人から 『借りた本やっと読み始めました』とメールが来た。

あぁぁ、そぉいえば貸してた。 その友人、英語とフランス語両方使える。以前学校に行ってた頃同じクラスになり(何故ミツカンのレベルでこの人と同じクラスになったのか謎なのだが)この友人、ライティングに至ってはほぼパーフェクトを取っていた。先生が『参考にしなさい』とコピーをみんなに配ったほどである。

問題を解くのと違い、話す事や書く事は発信型コミュニケーションだから難しいと思う。言葉一つ一つを使い込んで自分のものにして行くのって長い過程だし。

そうそう、本。 アンジェリーナ・ジョリーが書いたジャーナル。
癖が無くて読みやすかった、が、涙もろい人は止めておいたほうがイイ。 ミツカン年甲斐も無く朝の満員電車で何度赤い目になったことか。 彼女はカンボジアから、かな、養子を取っているがあの本を読むと気持ちが分かる気がしてしまう。自分が出来ることからする、って意外と出来ないことだからな...。
それに、有名になる事と自分を見失うことって別なんだな、と改めて思った。自分の環境を客観的に見ることが出来るのは生きていく上で大切な資質だよな~。

世界にはまだまだ、自分達が勝手に思う『普通の暮らし』を得られない人が信じられない程いる。よく考えれば、暖かい毛布にくるまり、食事が出てくるのは当然で、自分の努力次第でどうにか生きていける環境に居られること自体が実は稀有な事なのかもしれない。普通、なんてのは所詮多数決が多くを決定してしまうし。普通なんて無い、って言う認識で生きていく方がイイ意味で楽な気がする。

些細なことですぐに『あぁぁ...もうダメかもだよ』とか『また貧乏くじかもだね...』とダメな人間になりがちなミツカンにとって、片腕を失くしても、『医者になりたい』と何キロもの道のりを厭わず歩き、片足を失くしても『家族のために働かないといけないから』と笑顔で畑仕事する今日を生きることに一生懸命な人達の強さって信じられないものがある。現実を受け入れるって言うのは並大抵の強さでは出来ない事だって思う。

人それぞれだが、ミツカンが色んな意味で英語の勉強を続けたいと思うのは、英語を通して色んなことに目が向くことに気付いたからである。勿論、外国語を勉強しなければ知識や認識が深まらない、と言いたいのではなく、自分にとってはそれがキッカケになった、と言うだけのこと。

自分の中の偏りに気付いて行く事で、大切な事を見極める目を養いたいものである。


Am I really aware of what I recognize...?

2 Comments:

Anonymous Anonymous said...

8月のブログにコメントするのはいまさらではあるが。

ミツカン、本当に奥深いよなぁ・・・。
英語のブログ読んだ。アホな感想だが「感動したっ」(アホな上に古い。)

ミツカンの環境や生き物に対する考え方、はたまた物事の奥底までをも理解していこうという類稀なる精神力に改めて感慨を覚えただけならず、「こんなawesomeな人が知り合いに居たんだ。」という新鮮な感動・・・。(ちょっと褒めすぎだ。)

昔に比べてミツカンの内面をちょっとは覗けるようになったかもぉ、と思っていたが、いやあ、まだまだですな・・・。

もちろん人様の内面なんて踏み込むもんじゃあありませんが、これからもミツカンワールドを覗かせてもらいます。楽しみにしていますよっ。ウッヒッヒ♪

12:46 PM  
Blogger mitsukan said...

コメントありがとう...。んだな、ちょっと褒めすぎだな(笑)でも、まぁ、あんな独り言のポストを読んでくれるのはCherryとJay位かもな。

しかも、結局、良く考えてみると、『本読んでねぇんぢゃねぇかっ!』ってなるんだが。

まぁ、考えるだけで、何も貢献していないところに矛盾があったりする訳だけど、気付かずに行くよりイイかな、位の楽さでね。肩肘張って自分の身の丈以上の事しようとしてもムリな訳だし。

まぁ、よくよく掘り下げれば、ミツカンの大好きな白熊がこのまま行くと15年後に絶滅って思ったら感極まった、って言う物凄い安直な動機から書いてるだけですけどね。(笑)

ま、覗かんでも、結構見たままだったりしますから、これからもヨロシクね。

11:47 PM  

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